賃貸の解約とは

このブログは、これから引越しを検討している方、お部屋探しを検討している方へ向けて、お役に立つ情報を発信していくよ。

特に「初期費用をできるだけ抑えたい」「初期費用に無駄がないか調べたい」といった方には、もってこいのブログだよ。

こんにちは!
ムーヴルだよ。

心ときめくお部屋は見つかったかな?

今日は、初めてのお部屋での賃貸契約ではなく2回目以降のお引越しの人なら誰もが通る解約予告について話してみるよ。

そろそろ新しいお部屋に新天地に引っ越そうかな」

「マイホームを建築中。来年●月に完成するのでそのころには引っ越したいな」…

「マンション購入引き渡しが●月だからそろそろ退去申請かなぁ…」

「卒業したらこのお部屋引き払わなきゃ」

「従業員も増えたから新しくテナント借りたいな…」
などなど…

引っ越しの意思・予定がある方は是非覚えておいてね!

いつ頃退去するのか・したいのかは決められた期限までに解約予告をしなければならないんだ。

うっかりすると、解約できない!

二重家賃を払わないといけなくなった!

などの思わぬ損をしてしまうことも。

「解約予告って何?」
「いつまでに言わないといけないの?」

この辺りにふれていくね。

借主都合の場合:約1~3ヶ月前
貸主都合の場合:約6ヶ月前
オフィス・店舗の場合:約3~6ヶ月前

こんなケースがあるよ。

だいたい一般的なのは1ヶ月前が多いけど。

近年では2ヶ月前も増えてきてるみたい。

引越しを考えたら今の家の契約書を一度確認して今のお部屋が何ヶ月前予告なのかチェックしておこうね。

解約予告の方法は、基本的に電話での解約はできないので、書面やFAXなど記録に残るもので通知し解約の意思を伝えよう。

解約申し入れを管理会社に電話で伝えるのは原則NGだよ。

言った言わないにつながるから必ず記録に残る書面で出そう。

一般的には解約予告から契約解除までの期間を1ヶ月としているところが多いので多くの場合は解約予告後、1ヶ月分の家賃を払って契約解除になることが多いよ。

次の転居先によっては約1ヶ月分、新居の家賃と旧居の家賃の両方を払わなくてはならないケースも発生してしまうよ…

俗に言うダブル家賃なんだ。

また、更新の時期に解約する場合、注意が必要!
多くの場合は更新の時期になると大家さんや管理会社から更新の通知があるけれど、自動更新となっている場合もあるので、契約書を確認する際は契約更新の方法など、契約に関する内容も併せてチェックしておこうね。

「明日退去します。」

といきなり告げられてしまうと貸主である大家さんは、お部屋を借りてくれる借主さんがいるからこそ、家賃収入が得られてるので急に退去されるとなると大家さんはその分の収入が急に途絶えることになる上、次の借主を探す前にお部屋のクリーニングやリフォームなど、急な経費の出費が増えてしまうことにもなりそうなると大変ですよね?

なので貸主側の心づもりができるようにという意味からも、このような取り決めがあるそうだよ。

引っ越しを考えたならば、早めに契約書の内容を確認する事を覚えおいてね。

解約予告が遅れてしまうと、本来なら支払わなくていい期間分の家賃や、時期によっては更新料が発生することもあり無駄な出費になってしまうのだ。

また解約予告は借主側からだけでなく、貸主側から申し入れる場合もあるよ。

ただし貸主都合の場合は建替えや廃業(競売等での売却オーナーチェンジ)など、正当な事由がある場合に限られており、借主都合の場合よりもかなり前である、6ヶ月前までに貸主から解約を申し入れることができるとされてるんだ。

これは借主の立場からすると、突然、貸主大家さんから数日後の退去を迫られるといったことが起こらないよう、借主保護の観点から、借主都合の場合よりもさらに高いハードルが設定されているんだ。

ほかに貸主大家さんから解約を求める場合としては、家賃滞納やペット飼育不可物件でのペット飼育など、借主の契約違反による場合があるよ。

このほかにも・・・

契約満了の定期借家契約での再契約、更新不可の場合は契約更新せずに契約終了となるよ。

解約時のトラブルは、契約段階でしっかり確認しておくことが大切。

f:id:SuMoovle:20210618120047p:plain

お部屋探しから契約までオンライン対応しているSumoovleでは

専属の宅地建物取引士が契約時に大事なポイントを解説しながら

丁寧に説明するので安心して契約できるよ

わからないことがあれば、質問してみよう

次回のブログは、「退去時の現状回復」についてお話しするよー

よし、僕は仕事に戻ります!